続・フラットレンズのすすめ
レンズカーブが0カーブの「フラットレンズ」ご注文頂きました!
フラットレンズというのはその名の通り、レンズにカーブが全くないフラットなレンズになります。
当店で扱うフラットレンズにはマルチコート・裏面マルチ・ハードコートがあります!
マルチコート(反射防止)というのは一般的なレンズで反射光がグリーンに光ります!
通常のレンズではマルチコートがレンズの両面に施されているものが一般的です。光にかざすとグリーンに光ります。見え方を重視するならマルチコートがおすすめで、目にとって優しいコーティングであることは間違いないんですが、せっかくのヴィンテージフレームに反射光だけがイマドキな印象がなきにしもあらず。
ハードコートというのはレンズ表面ににキズ防止のコートのみが施されたレンズです。反射防止がないので、光にかざすと白く光ります。
反射防止のコートがないと、表面がピカッとするので景色がチラチラ見えたり、反射が目で見えたりと、多少見え方に影響があることがあります。ですがヴィンテージフレームやクラシカルなフレームにハードコートを施すと、その時代のレンズのような質感が再現でき、とても自然になじみます!当時のレンズにはマルチコートなんてなかったので、昔の古き良き時代に近づけるという意味ではハードコートがおすすめ!レンズの異質感がカッコイイです!
また、反射は白くしたいけど見え方が気になるという方には、表はハードコート、裏面マルチという、裏面マルチコートというのもあります!その字のごとくレンズの裏面だけにマルチコートが施されており、正面は白く反射します。カッコ良さと快適さを求めるならこのコートがおすすめ。
前回フラットの裏面マルチで作って頂いたお客様なんですが、そのときに裏面マルチにしても意外とグリーン光が目立つなと思ったので今回ハードコートで作成!
めちゃめちゃ良い。 サンプラチナ素材との相性も良く、少しハードなめがねデザインとも合います!
そしてこちらにも↓
フレーム素材そのもののシルバーをより引き立たせるフラットレンズの魅力。ふつうに作るより、おしゃれ度が100、いや200アップしました。
そもそもレンズカーブ0のフラットレンズと相性の良いフレーム自体が少ない上に、度付きの場合見え方に多少の違和感を感じたり、反射光などが気になる場合があります。いいことなしに思うかもしれませんが、クラシックやヴィンテージテイストの強いフレームとフラットレンズを合わせると、兎に角見た目がめちゃめちゃカッコいい。多少の不便さを考慮しても付ける価値アリです。見た目重視、見た目から入りたい方大歓迎!何でも見た目から、大事ですよ。古い時代の感性を愉しみましょう!
めがねはちょっとした工夫で自分だけのこだわりを出すことができますし、とことんこだわってほしいと思ってます! 人と同じはつまらない、こだわり派さんにおすすめです。持ち込みも承りますので(形状や状態によりお断りすることもあります)お気軽にご相談ください。